サステイナビリティ

HSBCでは、長期的なビジネスの構築と、持続的な関係の構築に取り組んでいます。当社は、従業員が誇りをもって働き、お客様やコミュニティに信頼され、環境への影響を最小限に抑える、適切に管理された組織を目指しています。

HSBCの気候戦略

HSBCは2020年に、世界経済のネット・ゼロ化への移行を支援し、社会および企業のために繁栄と回復力を備えた未来の構築に貢献する融資と投資を優先するという、意欲的な計画を打ち出しました。この計画には、次の3つの項目が含まれます。

  • サステイナブル・ファイナンスの提供: お客様のネットゼロへの移行支援と持続可能な未来と言う目標達成の一環として、2030年までに7,500億米ドルから1兆米ドルの持続可能な融資および投資を行う予定です。
  • 気候ソリューションとイノベーション: ネット・ゼロ経済への移行には、根本的に新しいソリューションが必要です。HSBCは、自然に基づく気候ソリューションを対象とした新しい融資を開発しており、有望で革新的なクリーンテクノロジーを支援しています。
  • ネット・ゼロ・バンクを達成する金融機関に: HSBCは、自社の事業活動とサプライチェーンによる炭素排出量を遅くとも2030年までに実質ゼロに削減し、融資ポートフォリオによる排出量を遅くとも2050年までに炭素排出量ゼロを達成するというパリ協定の目標に適合させることを目指しています。

当行の気候戦略は、環境、社会、ガバナンス (ESG) の課題に対する幅広い取り組みの一環です。

当行は、ESGの成果を向上させることが長期的な観点での成功に不可欠であると考えており、定期的に最新情報を公開し、事業活動の指針となる目標を掲げています。意欲的な気候目標に加え、上級職を担う女性を増やすこと、顧客満足度を向上させること、そして世界各国において高水準の行動基準を維持することがこれに含まれます。

HSBCのエグゼクティブ・ダイレクターの長期的なインセンティブ・スコアカード(2023年12月末までの3年間の業績評価期間)には、気候変動目標に沿った項目に対して25%の重みが付けられています。

環境、社会、ガバナンスの問題に対する当社のアプローチの詳細については、HSBCのグローバル・ウェブサイトの「Who we are」セクションを参照してください。英語のみでのご提供です。